だいぶこの物語の方向性は決まった。
問題はこの熱がいつ冷めてしまうかだ。
熱いうちに書いていこうと思う。
描き終わらないうちに・・・
夢から覚めないうちに・・・

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通路を抜けると大きく視界が広がった。
ここはどうも篝火があった広間の2階のようだ。
広間を中心に廊下が左右周りに続いてる。

”さっきのじいさんはもういないようだ・・・
まずは左から行くとするか・・・”

左の通路を進むと壊れた階段があった。足場が悪くのぼれそうもない。
それ以外は特にない。

”次は右の通路だ”

右の通路を歩くと上への階段と下へ続く階段がある。

”おそらく下への階段は先ほどいた篝火の近くに出れるはずだ。
まずは下へ行こう”

階段をゆっくり降りるとそこには鉄格子があり、
案の定広間へ出ることが出来た。

”それにしても、見張りの騎士が誰もいない。
そもそも俺に亡者を投げ入れた騎士はどこへ・・・”


来た道を戻り、今度は上へと続く階段を上った。


”こうも静かだと何かいやな予感がする・・・
気のせいだといいが・・・”


ぬわぁーーーー


突然目の前に鉄球が現れたかと思うまもなく、
俺は階段下まで転がり落ちた。


・・・


・・・ぷっ


あっはっはっは


突然の攻撃ではあったが、こうも典型的な罠に引っかかるとは。

”おかげで緊張の糸が切れた。もっと気楽に行こう”

体の節々が痛いが、致命は避けている。
上へ続く階段からは追撃となりうる存在は確認できない。


ん?


さきほどの鉄球が壁を破壊し、中に入れるほどの空洞がある。
どうも別の部屋のようだ。
床に落ちてしまった装備を拾いなおし、その部屋へと足を運んだ。


その中には、一人の騎士がいた。


続く

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