私ガイルこの世界

2005年8月24日
※「横髑髏ふたつ私の勝ちだ。」

※「チッ。」

※「また私が勝ったか。弱いな、D。」

Dと呼ばれた者:
「・・・。ところで、最近お前の考察が書かれてないがどうしたんだ?」

※「あぁ、もう考える事も無いと答えを出したのさ。」

D「どういう意味だ?それ」

※:
「この漫画は子供の心情に近い構成になっている。犯罪者は無い方がいい。ではどうすれば犯罪を減らす事が出来るか。犯罪者を消していけばいい。そうすれば悪いことは出来なくなる。犯罪は無くなる。」

※:
「青少年の犯罪が急増し、その動機が”ムカつくから”と短絡的だと聞く。ゆえに作者の狙いは”正義とは何か”を考えさせるため、作品を作ったと考えられる。自分で考える事に意義があるんだとね。ちなみに、規制を厳重にするだけの奴は無能だよ。知的暴力罪の罪でね。子供の絵のなかに”手が無い自分”を書く子がいるらしい。親に拘束され、自由が無いと考えての結果だと思う。」

D:
「作者の自己満足じゃないのか?この世界で神になれるかを考えたら漫画になっただけなんじゃないか?そもそも自分で考えろなんて言ってもないし、楽しければいいのでは?」

※:
「この世には二種類の人間が存在する。他人のために行動できる人間とそうでない人間だ。T.O.は前者だよ。そう信じている。根拠は薄いが、所々から見て取れる。私の考えは間違ってはいないと答えを出した。」

D:
「お前の考えは分かった。善処しよう。だが何故書かない?疑問の答えになってないぞ。」

※:
「私の考察によって、他人に考えさせる機会を奪ってしますのではと考えたのさ。だから書く事を躊躇っている。」

D「おまえは自分のために書いている。違うか?」

※:
「私のためのノートだ。私のために書いているさ。だが他人に見せている以上、配慮も必要だと考えるべきだろ?」

D:
「・・・それでは本末転倒だろ。書きたいことが書けないノートって何だよ。存在する理由あるのか?」

※「・・・。」

D「お前は他人に優しい。気高く、賢い。そして愚かだ。」

※「なに?」

D:
「お前のノート、まともに公開してないだろ? 知人にしか場所は教えない。リンクの要請はしていない。」

※「それは見せれるような事を書いてないだけで・・・」

D:
「だから愚かなんだよ。そのノートはおまえのものだ。自分の好きなように何故しない?」

※「・・・。」

D:
「自分のためだけにノートを使えばいい。おまえは私に似ている。来いよ、この世界に。」

※:
「私がお前に似ているだと?ふざけるな。私は自分のために、そして他人のためにこのノートを使う。これは私が決めた事だ。今日は帰る。」


※「なぁ、D。何で人間がここにいたんだ?」

D「あいつは飛ぶのがうまいんだ。自由にな。」

※「なんだそれ?」

D「楽しければいい」

※:
「・・・そうだな。おまえはバクチ下手だし、そっちの方が楽しいだろうよ。ハハハハハ」

D「・・・・・・。」

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